西洋オトギリ草(セントジョーンズワート)は、2000年も前からヨーロッパでは薬代わりに使われていたハーブです。
最近では、花の部分に含まれるヒペリシンという色素成分が、鬱症状や不眠症に効果があるという臨床報告がされています。そのためヨーロッパの病院では抗鬱剤として使用されています。
特にドイツでは、最も頻繁に処方される抗鬱薬の一つです。
アメリカでは1996年に「鬱病に効くハーブ」として、マスコミに取り上げられて以来爆発的な人気となり、売上の上位に位置しています。「天然のプロザック」の異名を持つほどです。
日本ではまだあまりなじみはありませんが、最近西洋オトギリ草に関する調査が報告されました。
更年期障害に悩んでいる患者や、自律神経失調症の患者にヒペリシンを投与した結果、不眠、イライラ、憂鬱気分、めまい、全身倦怠感、肩こり、神経痛、腰痛、頭痛、頭重感などに優れた効果が認められました。
西洋オトギリ草がなぜ鬱病に効くかは、詳しくは分かっていません。
ただし脳内化学物質であるドーパミン、セロトニン、ノルエピエフリンを増やすと考えられています。鬱傾向の人は脳内のセロトニンが少ないので、増えると症状がなくなるものと思われます。
副作用は10%以下で、抗鬱薬のプロザックに比べて少ないという報告があります。
効能
1. 不眠症
2. 神経痛
3. 肩こり
4. 頭痛・鎮痛
5. 鬱病
6. めまい
7. 腰痛

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